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これまでは、農業を営むには農作業が必須でした。もちろん、農作業がゼロでは作物は育ちません。しかし、農作業が得意な人、加工に関心ある人、営業は任せておけ!という人など、農業に関心ある人は多様で、それぞれが長けた経験、ノウハウを持っているはず。それらを持った人が集い力を合わせて農業を営むと、楽しい展開が、待っているのではないか。
そんな発想から生まれたこのグループに参加するメンバーの目指すゴールは一緒です。
それが、
「しまなみ柑橘を、みらいに」
です。
 
東西に稜線が走る中国山地、四国山脈が南北に連なり、波静かな内海が拡がる事で、温暖で少雨傾向の気候が特徴となったしまなみ地域。
この柑橘の栽培適地であっても、柑橘農家は高齢化の波に飲まれ、里山にたわわに実る成果が収穫されず放置されてしまう事が増えてしまっています。
そのような状況を見過ごす訳にはいきません。
自然由来の資材(肥料など)を使い、時にかなりな量のヒトの労力を投入し、作物も気持ち良く生長できる環境を整え、それが生業となる得るようにするため、それこそ有機的に、柔軟に活動を進めていきます。
 
しまなみ産の安心・安全な柑橘を未来にも遺すために。
 
苗の植え付け
(撮影:一般社団法人映像文化革新機構)
(撮影:一般社団法人映像文化革新機構)
園地に散布するボカシ肥料づくり
 
除草の仕上げはマンパワー。これがキツイ
 
園地直送の生絞りジュースは人気です。